ワードプレスのログイン画面に入れない場合の解決策|Q&A118
ワードプレスの管理画面にログインしようと、ログイン画面にアクセスしたらワードプレスのログイン画面が表示されない。なぜか Not Found!!「え?なに?私、なにしちゃったのぉ?」サイトも表示されないし、もうこうなると真っ青ですよね?
「私の今までの苦労は、「記事」という名の財産は、どうなるんだあ?」
「もうダメだーーー!オーマイガーーーー!!」
はい、はい、ひとしきり叫んだら落ち着いて下さい。大丈夫!復活できますからっ!
ログインできなくなったワードプレスのログイン画面を復活させよう!
それは、それは・・・禁断の設定をしてしまったからです!
※注意※
原因が今からご説明する箇所でない場合も有ります。これは一例だとご理解ください。
禁断の設定とは、「設定」→「一般」にある、「WordPressアドレス(URL)」です!!
※とはいえ、この設定が必要な場合もあります。
特に、SSL対応にする場合は(^^;;;
間違って変更すると、ついさっきまでアクセスできていたサイトやワードプレスの管理画面に入る入口のログイン画面がエラーでアクセスできないという状態になってしまう場合があるのです。
サイトURLは、この管理画面(ダッシュボード)にさえログインできれば、間違えて変更してしまってもまた修正できますが、ワードプレスのURL(住所)を間違ったものに変えてしまっては、さあ大変!
実際に建っている場所とは違う住所を登録してしまったので、そこへ行っても(アクセスしても)姿も形もないことになるのです!
ええ、私もやりましたよ、その昔。/^^;;
そこを変更すれば、サイトトップのURLでアクセスできるようになるかな?と……今のこのサイトでなく、別のサイトですけども。
そして、今回ご説明する方法を知らなかったので、泣く泣くフォルダごと削除し、ワードプレスを再インストールしました。
「ご破算で願いましてはー…」は、珠算塾だけにしてほしい…デス、ほんと。「なぜ良く分からないのにやっちゃったんだろう?」とヒマラヤより高く、深海より深く後悔しつつ、泣くに泣けない気持ちで、涙目になりながら初めから作業しました。
ということで、泣かずに済む方法です!あの時これを知っていればと思いますが、ええ、済んだ事は今さら仕方ないので、今回この方法を知り、やってみようとリベンジに奮起できたその気持ち、くやしさの元になった貴重な経験なのだと割り切りました!
では、頑張ってかわいい我が子(サイト)を復活させましょう!!
ログインできなくなったワードプレスは 「wp-config.php」で
ログインできなくなったワードプレスを復活させるための、復活の巻物が「wp-config.php」です。
あなたはその復活の巻物を見つけなければなりません。それはどこにあるかというと、サーバーの中。サイトデータの中にあります。
ワードプレスを復活させる巻物を見つけよう!/1
あなたは、まず最初に「復活の巻物」を見つけなければなりません!
まずは、FTPソフトでサイトの中を見る事が出来る方はそれを使って、サイトにログインしてください。
「FTP?なにそれ、おいしいの?どこで売ってるんですか?」
はい、そうおっしゃるあなたは、ひとまずワードプレスを置いてあるレンタルサーバーの管理画面に入ってください。
レンタルサーバーの管理画面に入ったら、「ファイルマネージャー」に移動してください。
その「ファイルマネージャー」またはFTPツールで、復活の巻物である「wp-config.php」を探すのです!!
これは、あなたに科せられたやらなくてはならない必要不可欠なる使命!最需要ミッションなのです!
ワードプレスのサーバーの中身を表示させよう/2
※ここからは「さくらインターネット」の管理画面にて説明していきます。
手順は同じですので、他でレンタルサーバーを借りられていたとしても、同じようにしていただければ大丈夫です。
※ということで、当然FTPでなく、ファイルマネージャーで編集していきますが、FTPで「wp-config.php」をパソコンにダウンロードして書き変えてアップロードする手順でも同じです。
(phpファイルを開く(読みこむ)テキストツールに関しては注意点がありますので、FTPを使ってphpファイルを直接編集される場合は、その前にこちらの記事を参考にしてください。)
「ファイルマネージャー」をクリックすると、ワードプレスをインストールしたフォルダが見えます(画像の赤丸)
※ここでは、ワードプレスのインストールフォルダを「wp01」と名付けたと仮定して、説明していきます。
「フォルダってなに?」
はい、フォルダとは、テキストファイルや画像ファイルを入れておくいわば「箱」ですね。本棚とかタンスの引き出しと説明されていることもあります。
下の画像でいいますと、黄色いアイコンがファイルを入れてある「箱」つまり、フォルダということになります。
赤い丸で囲んだ「wp01」フォルダをクリックして開きましょう
すると、wp01フォルダの中身が表示されます。
その中にある「wp-config.php」が復活の巻物です!!
やったね!目的の宝物を見つけましたよ!!
※大切なことなので今一度言いますが、「wp01」フォルダというのは、ここでの説明用の仮のフォルダ名です。
あなたの場合は、実際にワードプレスをインストールされたフォルダ名が黄色いフォルダアイコンの右に表示されているはずです。
ファイルを書きかえる前には必ずコピーを作成しましょう!/3
いきなりwp-config.phpを開いて編集するのは、間違えた場合危険すぎますので、保険として、ファイルのコピーを保存しておくことを忘れないようにしましょう。
①wp-config.phpを1回クリックして選択すると、そこの行が反転します。
②そのままそこでマウスを右クリックすると下の画像のようにメニューが出現します。
③赤丸の方の「指定の名前で複製」をクリックしてください。
④「指定の名前で複製」という小ウインドウが出るので、そこに新しい名前を入力して、OKボタンをクリックしてください。
.php の前を変更してくださいね。.phpは変更してはダメですよ。
※私の場合は、.phpの前に _copy を入れましたが、11とか数字でもなんでもいいです。
分かりやすく 元本 とか .php の前につけてもいいのですが、サーバーにより日本語はダメなところもあります。
さくらインターネットは日本語はエラーが出てダメでした。
ワードプレスを復活させるwp-config.phpを開こう/4
いよいよ本日のメインイベント!phpファイルに「復活の呪文」を書きくわえるのです!
3の手順で、メニューを表示させたら、今回は「編集」をクリックして、wp-config.phpを開きましょう
ワードプレスを復活させる呪文を追記しよう!
ワードプレスの復活の呪文を書きく加える場所を探せ!!/1
[Ctrl」+「F」、または「検索」で下のテキストを見つけてください。define (‘WPLANG’, ‘ja’);
「検索」が分からない時は、ファイルの下の方を探してください。(ピンクの四角で囲んだ箇所)
ワードプレスの復活の呪文はこれだ!!/2
define(‘WP_SITEURL’, ‘http://から始まるおかしくなる前のワードプレスのURL/wp01’);
最後のwp01は、ここでの説明用ですので、あなたのワードプレスがインストールされているフォルダ名にしてください。
ワードプレス復活の呪文を書きくわえよう!/3
上の呪文をコピーして、その1で見つけた場所の下に貼りつけてください。
※画像の赤い四角:追加した復活の呪文です。
※画像の青いラインは、復活の呪文を追記する場所のボーダーライン(ここまでという意味)です。
書きくわえると、画面下にある「保存」ボタンの色が濃くなって、クリックできるようになりますので、クリックしてください
参考:お名前.comの場合のwp-config.php (TeraPadで開いています)
あとは、ファイルマネージャー(FTPで作業された方はFTPツール)を閉じ、おかしくなる前のワードプレスのログイン画面URLを試してみてください。
無事、ログイン画面が表示され、ダッシュボードに入ることができれば成功!ミッション終了です!!
※とはいえ、難しいと思われましたら、お問い合わせフォームよりご相談ださいませ。